サニタリーショーツの大事な機能として、ナプキンのズレを防ぐためにフィット感を出すことが必要です。そのために当社はベア天竺というストレッチ素材を使ってサニタリーショーツを作っています。
生地の編み方は天竺編み。これはニット生地によくある編み方です。天竺編みの良いところは薄く仕上げることができるところです。ショーツの生地はあまり分厚いと、はきごこちがよくありませんので、天竺編みの薄い生地が適しています。
しかし天竺編みのデメリットもあります。それはあまり伸縮性がないことです。伸縮性のあるリブ編み、ゴム編みにすると生地が分厚くなってしまいます。
そこで編み方は天竺のままで生地は薄く、伸縮性の良い細いポリウレタンを生地の中に編み込んでストレッチ性を出す方法が生まれました。これがベア天竺です。
ポリウレタンを加工せずにベア(生)のまま使用するのでストレッチ性が生かされ心地よいフィット感があります。
この細いポリウレタン糸はとても重要な働きがあり、東レさんがライクラを日本に持ってこられたところから日本のインナーは大きく発展していきました。
当社は綿素材はインナーにちょうどいい40番手の綿を使用。
きつすぎず、ゆるすぎない20dのポリウレタンで適度にフィットします。
ぜひはきごこちを試しとぇみてください。
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